自力でのチャンピオン獲得はかなり厳しい状況ですが、総合3位というポジションは守り抜きたいところ。
30分ほどセッティングに費やし、安定した挙動を特に意識してつくりました。
そこまで低速なコーナーは無いもののアンジュレーションがかなりきついので、ピーキーな動きを消しなおかつ追従性を増すために、リアアンチロールバーはほんの少しソフト、サスも伸び縮み両方軟らかめにします。
まぁいつもサスは軟らかめにしてますがね。デフォから少しずらしていく程度ですが、硬めの方にずらすことはあまり無いです。
タイヤはかなりソフト寄り、車高は最初高めにしていましたが、思い切り低めでも良いようでした。
1コーナーを全開で走れるかどうか、かなり色々セッティングを試しましたが、私には無理でした(笑)
気合を入れて臨んだ予選ですが逆にそれで空回りしてしまい、1周も良いタイムが出せず8番手から。
最終コーナーはなるべく早く脱出方向に向いてトラクションを確保しなければいけないのですが、3周全てでリアが思い切り滑ってダメダメでした・・・(泣)
スタートは可もなく不可もなく、7位のすぐ後ろからコーナーに突入です。
1コーナーはAIが苦手らしく、バランスを崩しているところを突き、下りの2コーナー前までに3台抜いて4位に浮上します。すでに3位以上とはかなり差があります(汗)。
このコースでは前半区間は私が速く、後半はAIがかなり速いので、フィニッシュ前がやばいかも・・・と思い、差が縮まらないよう頑張ってプッシュします。
ここは非常にチャレンジングなコースですから、運転していてとても楽しかったです。バサースト程ではありませんが(笑)。V8でのクラッシュの様な目には遭いたくないですね・・・(汗)
少なくとも[fosters]コースでは長いストレートはありませんが、青葉緑さんのご助言通り深呼吸などして集中力を温存、というか持続できるようにすごく努力しました。
今回はそれが功を奏し、後ろからの危ない場面は一度もなく走りきって4位チェッカー。
表彰台を狙っていたのですが、予選がどうしても響いてしまいました(涙)。
結局、総合1位のマシンは今回も優勝、131ptでドライバーズチャンピオンに輝きました。
2位は私よりも後ろの順位でしたが、逆転することはできず114ptで総合2位。
そして私。4着でしたので14pt獲得、合計108pt。
順位は変わらず総合3位でシーズンを終えました。
総合3位という順位でシーズンを乗り切れたのは、ルーキーとしては十分な成績でしょう。
ですが同時に、いかにもルーキーらしいミスで、獲れたであろう順位も逃しています。
やはり最終的な目標はチャンピオンなのですから、このミスを無くさない限りは、いつまでも3位くらいか、あるいはそれすら手に届かないかもしれません。
高いクラスに行けば行くほど、マシンコントロールや競技そのもののレベルは上がってきますからね。
とりあえず今回でオープンホイールの道から外れることにします。
タイヤ同士が接触するとスピンするのに、それに伴うAIの慎重さが無いからです。
最終的な目標は、今のところV8スーパーカーでのシリーズチャンピオンとしています。
そこに行き着くまでに、経験を積むためにGT、ツーリングカーなどのカテゴリからいくつかをピックアップし、それぞれでチャンピオンを目指していきたいと思っています。
ラリー競技のキャリアアップは、別にやっていく予定です。
サーキットレースで長く走ってきたドライバーが、ラリーで活躍することはほぼ無理なので、最初から別ドライバーとして位置づけるようにします。3105選手とでもしましょうか(笑)