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モータースポーツ(WRC・F1)、その他諸々・・・。
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    wrc4.jpg






















    WRC第3戦 キプロス・ラリーは、プライベーターのペター・ソルベルグ(クサラWRC05)がポディウムに登りました。ちなみに、プライベート出場の選手がポディウムに上がるのは、2005年モンテカルロのトニ・ガルデマイスター(プジョー307WRC)以来のことだそうです(違う情報もありますが(汗))。
    キプロスといえばギリシャに次ぐラフグラベルラリーとして知られていますが、その開催は3年ぶりの事。
    さらに、今回はターマックも登場するミックスサーフェスが13年ぶりに復活し、どちらも1種類のグラベルタイヤで走行するという、ドライバー達には経験のないラウンドとなりました。

    さて、このミックスサーフェスとタイヤが今回の曲者(でも結局勝敗は変わらず)でありました。

    一つ目として、Day1がターマック、Day2以降がグラベルとなるわけですが、アスファルトをグラベルタイヤで走行すると、大きくスライドします。多くのドライバーは、これの危険性に関して懸念を表明していました。

    さらに、特に今ラウンドのようなラフグラベルでは、走順が後になればなるほど、前車が路面を慣らしてくれ、スムーズなコースを走ることができ、有利になるため、結果的にDay1で皆(特にフォードの2人)が遅い出走順を取り合う(←意図的にタイムを落とす)ことになる恐れがあったからです。

    結論から言えば、この2つの事柄は、(勝敗はどうであれ)今回は問題になりませんでした。

    d5e25910.jpg






















    Day1がスタートしてすぐ、ローブ以外のドライバーは、彼との差には技量以外の何かがあることに気づきました。特にローブに次ぐターマックスペシャリストのソルドでさえ相当の差をつけられる程ローブは速かったのですが、その訳は今回の曲者であるタイヤでした。

    グラベルタイヤは背の高い幅の小さなブロックがついていて、アスファルトではマシンがふらつきます。ローブはシェイクダウン時からそれを考え、ちょうど良いくらいにタイヤを磨耗させ、溝を浅くしたものをDay1に投入したのです。 結局、午後が始まるときにはほぼ全員がそれを真似て走ることになりました。

    結果ローブは1日目にして2位ソルドに41秒8、3位ヒルボネンに1分00秒2という大差をつけましたが、翌日のグラベルでは1番手を走行することになり、大幅なタイムロスを強いられる恐れもありました。
    ですが、雨が降ってしまえば、そのハンディも無くなってしまうので、なんとしても勝ちたいフォードのエース、ヒルボネンは雨が降らないことを祈っていたようですね。

    しかし・・・、

    wrc2.jpg






















    ヒルボネンの祈りは届かず、夜中に振り続けた雨によって路面はこんな有様に。グチャグチャです。
    これにより、フォードの勝利の可能性は限りなくゼロに近づき、そして実際に勝つことはありませんでした。

    ・・・さて、これ以降で最大の変化は、ペターの追い上げでしょう。
    結局ヒルボネンに抜かれて3位となっていたシトロエンのソルドを最終日のフルアタック(しかし、これほどフルアタックという言葉が似合うラリードライバーはあまりいませんね)でぶち抜いて見事3位入賞。
    何年も前に戦列を去ったマシンでまだ勝てるということは、そのままシトロエンのマシン設計の素晴らしさを表しています。初参戦からこれだけ続けて成功を収めることが出来たワークスは稀有です。

    すでにローブは開幕3連勝。このままでは史上初の(もしかしたらこれ以降無い)開幕からの全12戦全勝という偉業を成し遂げてしまうかもしれません。
    私には、もはやそれを止めていいのかどうか分かりません(笑)。
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