ヨーロピアン V6・チャンピオンシップ第6戦は、イギリスのブランズハッチ(GP)で行われました。
雨のモンデロで悲惨な思いをして、この1戦にはかなり気合をいれて臨みました。
このブランズハッチ、下位クラスのクリオカップでショートコースを走ったきりでしたが、AIとはほぼ同じくらいのタイムだったと記憶しています。コーナーによって極端に遅い速いがある訳ではなかったので、接戦にはなりそうですが、久しぶりに良いレースができそうな予感はしていました。
とりあえずいつも通りセッティングを詰めていきます。
GPコースは後半セクションに高速コーナー(あくまでもこのゲームでは、ですが)がいくつかあり、そこと前半の高低差のある、特に1コーナーなんかの箇所では適した足回りのセッティングが違いますから、妥協点を見つけるのに苦労しました。非常に微妙な数値になりましたが、若干軟らかめにしたと思います。
また、前回はマネージメントそのものも含めタイヤで失敗しましたから、少し余裕を持って65位の値に設定しました。自分のタイヤ使いの粗さは身をもって分かっているので(笑)、レース中いかに無理をしないかが特に重要だと感じ、目標としました。
更に今回はギアのセッティングが難しかったです。変なところで吹け切ってしまいそこを直すと他の部分で折り合いがつかず、ということが続き、ここでも妥協せざるを得ませんでした。結局2-3-4速あたりがかなりワイドになってしまい、加速に欠けているのは否めませんでした。
このように少し不安が残るままではありましたが、予選に移ることに。
細かいミスを連発し、ペナルティを喰らって良いタイムを残すことは出来ませんでしたが、2番手とわずかコンマ1秒差のPP獲得。当たり前ですがこれからが本番ですけど・・・。
スタート。ロケットスタートで離しますが、1コーナーを抜けるとすぐ後ろの状態になってしまいます(汗)。
実はフリー走行の時点ですでに1コーナーは絶望的に遅いことがすでに分かっていたのですが、2コーナーはAIにとっても良いオーバーテイクポイントなのであきらめてもいられません。前述した後半の高速区間で若干遠ざけられたので、あせらず、無理に飛ばさないタイヤにやさしい走りを心がけることに。
近づかれるかと思いましたが、実際はそんなことは無く、一定の距離を保ったまま安定した走りが出来ていました。今までペースコントロールをしようとすると必ずミスをしていたのですが、今回は終盤まで非常に良い走りが出来ていたと思います。
ですがタイヤもそろそろ黄色くなってきた8周目、またも私を悪夢が襲います・・・。
GPコースとショートコースの分岐点にあたる左コーナーで少しキツめのアンダーを出してしまい、直線速度が伸びず後続に追いつかれてしまいます。ちなみに今回は2位と3,4秒差でのレースがずっと続いてましたから、このコースのAIとの相性は非常に良いと思いました。そしてそのストレート後の右コーナー2つ、その後の坂を上ったところにある右コーナーで若干ミスし、ちょっとリアが巻き始めている所にまさかの追突(笑)。
そのまま真っ直ぐ壁に刺さりました・・・(涙)。
走ることは出来ましたが、足回りとホイールに低度、エンジンに中度のダメージがあり、追いつくことは難しいと思いました。その時点で1位から14位まで下がってしまいましたが、15位が来る前に復帰してコントロールラインを通過します。その時点で9周目だったのでピットには入りませんでした。
結局、曲がれないわ直線遅いわで5台に抜かれ、19位でチェッカーを受けました。はは。
しかも、残りの1台は何かでストップしていたようで、事実上の最下位でした(泣)。
・・・そういう訳で今回も散々な結果となったのですが、全く良いところが無かったわけでもないレースでした。
自分のミスで大きくロスしたのでは無く、以前に比べれば格段に安定したレース運びが出来ていたと思います。強いて言えば追突されたときの対処がなってなかったかもしてませんが、それは次回から気をつけるとして、今回設定した目標がだいたい達成できたことは素直に喜ぶべきでしょう。
次回は相手が圧倒的に速いスネッタートン。堅実な走りで、ポイント獲得を目指します。
いまだキャプチャ用PC復活のメドは立っていませんが、今しばらくご勘弁願います(笑)。
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