少し前に書いたロボット関係のことで、JAXAの本部、日本の宇宙研究の中心にいってきました。
けっこう前に、変な形の小惑星「イトカワ」へ探査機はやぶさが送られましたが、それの管制室等々、最高機密のものばっかり見てきたので、詳しいことはあまり言えないんですが凄かったですねー。
ちょっと教えてもらった所を書きますが、これ興味ある人いるのかな・・・(笑)
はやぶさは次の長距離噴射のために姿勢を整えなくてはならないのですが、いくつかのスラスター(姿勢制御用噴射装置)が壊れているため、ほぼメインエンジンのみで姿勢を変えざるを得ない状況です。
今現在は、次に行う観測や、地球に帰還するときのために、限られた噴射方向で、どのような挙動になるのかをテストしている様ですね。
指令を送るのも、返信も、光の速さですが、約40分かかる距離にはやぶさはいらっしゃるそうです(笑)。
このはやぶさのメイン推進装置は、イオンエンジンというのですが、キセノンという希ガス元素を燃料?として使っているもので、最近の人口衛星等では標準採用されているエンジンです。
一言で言うと、みなさん学校で習ったであろう「フレミングの法則」で推進力を得ています。あの左手を使って確認する、電流と磁界と力のやつ。この中の「力」で、はやぶさは反力を得ているんですね。
燃料を直接燃やして推進力を得るのではなく、イオン化された元素が加速されて、その加速した分の運動量を得る。なんか凄いと思いました。
他にも今開発中の金星行きの探査機とか、本物のM-Vロケットとかいろいろ見てきましたよ。
金曜でテスト終了、やっと忙しさも終了するかと思いきやそうでもないようですね(泣笑)
就職もしてないのに仕事が山積みです。半分趣味ですけど。
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