ジジ・ガリ。前シーズンのクラッシュによる大怪我から、今シーズンのフル参戦決定ならず、と不運が続いています。私としては、ちくしょー!!って感じです。
ちょっと前の話ですが、本当はだいぶ前に出ているはずだった2009年のワークスエントリーリストがようやく発表され、ドライバーのラインアップが判明するはずでしたが・・・。
Citroën Total :
1 Sebastien Loeb
2 TBN(To Be Notified)
BP Ford Abu Dhabi :
3 Mikko Hirvonen
4 TBN
Stobart VK M-Sports:
5 TBN
6 TBN
Citroën Junior Team:
7 TBN
8 TBN
・・・とまぁ、ドライバーの発表(notify)では全くありません。
ソルドでさえ全戦を保障されていないという事ですので、大変な(?)ことになってます。
一応毎戦の契約で、ほぼどのチームに誰が入るかということは決まっています。マニュファクチャラーチームのエントリーはまだ締め切っていないので、それまでは分かりませんが、未確定シートの、さらにあまり残されていない枠に滑り込めるよう、いくらかのドライバーは努力しなければならないでしょう。
前シーズンとほぼ同じチームとドライバーの組み合わせになると思われます。
大迷惑の日本勢の4人は、ペターを除き、一応居場所を(自宅家事手伝い含め(笑))見つけたようで、少なくとも今年一回はどこかのラリーに参戦するようです。
そしてペターはというと、色んな噂、例えば、自前チームだってー、とかテストドライバーかよ、とかルマン参戦です、とかロッシとチーム組むらしいよ、 というわけで、全く謎に包まれている状況です。
この人の動向次第というところもあります。
だいたい昔は、その国にはその国のスペシャリストがいた訳で、各チームはその国に来るたびに雇っていたのですから、元に戻ったとも言えるかと思いますね。
私としては、ジジ・ガリのフル参戦以外あまり望むことはありませんので、うーん・・・って感じです。
というよりも、F1と同じく、WRCも金がかかる割には、自由度が低いということが一番の問題ですね。
開催国をどのような基準で決めているのかも疑問ですし、元を辿ればFIAということになるのですが、あまり良い状況ではないことは明確であり、悪循環を招いています。
IRCの方が柔軟で、開催もしやすいし金もかからない、尚且つ素晴らしい戦いが見られるということで、私はWRCのレギュを変えるというよりも、IRCを世界選手権にしてしまっても良いとさえ思います。
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