約3時間をセッティングに費やした今回(笑)、勝つぞ!という意気込みよりも、ここまでやったけど実際通用するのかい?ってな感じで不安をものすごく抱えたまま、レースに臨みました(笑)。
過ぎたるは及ばざるが如しって、まぁ大分意味違いますけど、やりすぎると逆に不安になるもんですね。
結局、問題のセッティングは大体無事に済みました。
ちょっと高速コーナーでの失速が目立ちましたが、AIも高速コーナーには弱いのでまぁ大丈夫かなと。ちなみに前々回のレースで失敗してかなりびびっているのと、高速区間が多いので、タイヤコンパウンドは80にしてます。フリー走行で10周もつことは確認してますが、逆にグリップ不足に悩まされそうです。
フォーミュラ・フォードは予選1人ずつだったので楽でしたが、今参戦してるのはみんなで仲良く走るからジャマでしょうがありません(笑)。今回も必ずシケインでミスってる奴がいて、タイヤが違うフリー走行のタイムにすら届きませんでしたが、一応コンマ1秒差くらいでPP獲得。
最早なにも嬉しくありません(汗)。いつもPPですが結果は比例してないですから。
まぁ、今回は準備できるだけしたから、まぁだいじょぶだ、と言い聞かせてグリッドに並びます。このクルマではいつもロケットスタートを決められますので、スタートについては安心してました。
が、今回は何故か、エンストしたようにガクンと止まりそうになって、一瞬焦りました。多分回転数をちゃんと見てなかったせいだと思いますが、ちゃんとスタートできたときはもう、一群の中に埋もれてしまいます。
8位くらいで1コーナーに突入して、うしろからゴツンゴツンやられます。常にスライドしながら2コーナーまで運ばれて、死ぬかと思いました(笑)。
スネッタートンでは、AIは1コーナーと6コーナーが特に遅いので、結構スムーズに抜かせそうだと思いましたが、意外や意外、シケインが微妙な位置に控えてるので、その前に完全に前に出ないと抜かせません。
並びかけた状態でシケインに突入して、相手に思い切りぶつかって黒白を振られてしまい、びびって積極的な走りが出来なくなってしまいます。この時点で5周、6位の状態です。焦ってきました。
それでもどうにか1コーナーのみで2台抜かせたのですが、その周の最終シケインでまたも激突してしまいます。 やべえっと思ったのですが何故か旗は振られず、ほっとしたのも束の間、表示を見るとエンジン、ホイールにダメージが(泣)。
これであまり速度差の無い1コーナーで抜くことが出来なくなってしまい、6コーナー~最終シケインの流れで抜くしか手がなくなります。しかしペナルティの恐怖もあり、なかなか飛び込めません。
6コーナーはアウト側から抜いていたのですが、そうなるとシケインはアウト側からの進入となってしまいます。6コーナー手前で追いつきインから抜くことでオーバーテイクを成功させようと思い、最初のシケインをカットぺナぎりぎりの線で抜け、なんとか一台抜いて3位に。残り1周の時点でようやくポディウム圏内です。
ラストラップ。なんとか順位をあげようと懸命にプッシュします。
今回はタイヤに余裕を持たせてあったので、まだ完全な黄色にもなってなく、全力で走ることが出来ました。1コーナー、2コーナーで初めてフリーランの時くらいに完璧なラインで走ることが出来、スリップにつきます。
そして、プレッシャーを受けた2番手のマシンが、第1シケインでオーバーラン!
今回は運が私に味方してくれたようです。
そのまま安全に走りきって2位でチェッカー。3レースぶりのポディウムです。
今回はスタートがうまく行けば、ほぼ1位で終えることが出来たレースだっただけに、少し悔しいです。
ただ、勝利の女神はもう一つサービスしてくれました。例のオーバーランしたマシンは結局6番手まで順位をおとしていたのですが、そいつは私とタイトルを争っていたポイント2番手のドライバーだったのです。
あと2戦を残してポイント差は15。タイトルが近くに見えてきました。